歴史創作に文句を言ってくる人の心理とは?
〜それ、本当に「作品の問題」ですか?〜
こんにちは。
今回は、私が歴史創作を続けてきた中で何度も直面した問題――**「理不尽な批判」や「妙な距離感の人たち」**についてお話しします。
歴史創作をしていると、特に中韓や王朝交代期など敏感なテーマを扱っている場合、
「これは思想的に問題だ」「侵略者を美化している」「裏切り者を持ち上げている」など、さまざまな声が寄せられます。
最初の頃は、そうした意見にも真摯に耳を傾け、なるべく冷静に対応してきました。
ですが、ある時期から私は気づいたのです。
“建設的な批評”と、“ただ自分の持論をぶつけたいだけの人”は、まったく別物だということに。
🧱 実際にあった違和感:低姿勢は通じなかった
低姿勢で丁寧に対応すれば通じる、と思っていた時期がありました。
しかし現実には、こちらが腰を低くすればするほど、相手はどんどん威圧的になり、自分語りを延々と始めてくるケースばかり。
-
「自分の方が歴史に詳しい」と言わんばかりに、終わらない持論を語り続ける
-
内容に対する問いかけではなく、“自分の思想を語るための舞台”として私の作品を利用する
-
距離感が急に近くなり、馴れ馴れしさが増していく
正直に言ってしまうと、懐かれたような気持ち悪さ、恐怖感すら覚えました。
そして、これ以上は関わるべきではないと判断し、最終的にブロックしました。
この経験から、私は学びました。
誠意が通じない相手には、誠意で対応してはいけないということを。
💭 そもそも、なぜ文句を言ってくるのか?
ここからは少し俯瞰して、そうした「過剰な批判」や「過干渉」がなぜ起きるのかを心理的に整理してみます。
🔎 歴史創作に文句を言ってくる人の心理パターン
1. 🧯 自己正義型:「歴史を守るため」という錯覚
-
「これは誤った歴史観だ」と糾弾し、「正義の行動」として修正しようとする。
-
実際には、自分の不安や不満を正義にすり替えているだけのことも多い。
2. 🔥 投影型:「これは政治的メッセージだ」と勝手に読み取る
-
現代のイデオロギー(嫌韓・親中・反中など)を創作に投影し、「これは危険思想だ」と決めつける。
3. 🧨 アイデンティティ過敏型:「私たちの歴史を否定された」と感じる
-
歴史的人物への評価の変化=自分の民族・国家の否定と受け取り、過剰に反応する。
4. 🧩 理解拒否型:創作と史実の区別がつかない
-
創作はフィクションであると頭では分かっていても、「それが広まったら困る」と過剰に警戒する。
5. 😠 承認欲求型:語る場がほしいだけ
-
作者に“説教”をすることで、自分の存在価値を確認しようとしている。
-
本当は作品への関心よりも、自分の語りたいことが先にある。
6. 🧱 感情投影型:ただの嫌悪や敵意
-
創作そのものではなく、「このジャンルが嫌い」「この作者が気に食わない」など、理屈ではなく感情で攻撃してくる。
🎯 大切なのは、すべての声に応える必要はないということ
こうした反応にひとつひとつ向き合っていたら、創作の時間も、心も削られてしまいます。
だから私は今、
-
コメント欄は閉じる
-
説明責任は最低限にする
-
信頼できる読者と静かに繋がる
という方針で、創作に集中しています。
✍️ 最後に
歴史創作は、現代の価値観や政治感情とぶつかりやすい難しい分野です。
ですが、描くことには意味があると私は信じています。
もしあなたが歴史創作に挑戦していて、誰かからの攻撃や距離の詰め方に違和感を覚えたときは、
「自分が悪いのではないか」と思い込まずに、距離を置くことを選んでください。
創作は、相手の“語りたい欲”を満たすための道具ではありません。
あなたが描きたいものを、あなたのペースで描く自由があります。