Character · 永楽王朝
Zhu Su · Prince of Zhou
兄上は、俺の自慢の兄だ。
兄上が安心して生きていける世界を、
俺が作る。
| 名前 | 朱橚(しゅしゅく)/ 周王 / シュク |
|---|---|
| 生没年 | 1361年 — 1425年(享年63歳) |
| 身分 | 朱元璋の第五子・初代周王 |
| 実父(創作) | 藍玉 |
| 実母 | 馬皇后 |
| 育ての母 | コウ妃(0〜7歳・朱棣と同じ) |
| 同母兄 | 朱棣(永楽帝) |
| 師匠 | 姚広孝 |
| 容姿 | 幼少期:金髪碧眼。成人後:黒髪碧眼・眼鏡着用(藍玉に似すぎるため) |
朱橚の本当の父親は藍玉だ。実母・馬皇后と藍玉の間に生まれた。 しかし名乗ることはできない——名乗れば全員が処刑される。 成人後は藍玉にそっくりな容姿になったため、眼鏡をかけて誤魔化しているが、 藍玉と並べば誰の目にも親子とわかる。 朱橚自身はもう隠せないと開き直っている。
朱橚(心の中で)
……父は、あの人なんだ。
でも、言えない。
藍玉の娘(朱椿の正妻)は、彼を「お兄様」と呼ぶ。 血は、眼鏡では隠せない。
病弱でありながら気は強く、自分の能力に絶対の自信を持つ。誰に対しても物怖じしない。 儒教を「理屈ばかりで人の心を縛るだけ」と嫌い、理不尽には即座に反撃する。 発作がない時は朱棣よりも強く、かつて皇太子・朱標とぶつかったこともある。
朱橚
儒教? あんなもの、アホくさい。
兄上だろうが、誰だろうが、理不尽なことをされたら、やり返す。
表の顔
史実通り、飢饉の際に民が野草を安全に食べられるよう、全414種の植物を収録した 『救荒本草』を編纂。後世に大きな影響を与えた医学者・植物学者としての顔。
裏の顔
姚広孝に師事して毒の調合を学んだ。「毒は薬の裏返しだ」と語り、 兄の敵となる者を陰で処理する暗殺者としての顔。 植物への深い知識が、この二面性を可能にしている。
朱橚
毒は、薬の裏返しだ。
人を救うこともできれば、人を殺すこともできる。
幼少期
朱標に挑発され一騎打ち。数合で朱標を制した。 洪武帝は「まるで俺の若い頃のようだ」と大笑いしたが、この屈辱が後に朱標が朱棣を山に捨てる原因の一つとなる。 朱棣が行方不明になった時、朱橚は走り回って兄を探した。帰ってきた朱棣を泣きながら抱きしめた。
朱橚
兄上……何があったのか、話したくないなら、話さなくていい。
でも、俺は、兄上の味方だ。ずっと、味方だ。
朱棣が燕王として北方へ
朱棣が北方に送られることになった夜、朱橚は自分のせいだと深く悔いた。 「俺が健康だったら俺が行けたのに」と。その夜、姚広孝のもとを訪れた。
朱橚
和尚、医学を教えてくれ。
俺は、皇太子を諦める。
でも、俺にしかできないことがあるはずだ。兄上を支えるために。
藍玉の処刑
残虐刑の途中で被告が死ぬと、執行人の家族が族滅される——その慣習を知っていた朱橚は、 実父・藍玉のために特別な薬を調合した。 苦痛なく、ただ眠るように逝けるように。 名乗ることのできなかった息子からの、唯一の贈り物だった。
| 史実 | 創作 | |
|---|---|---|
| 父親 | 朱元璋 | 藍玉(創作) |
| 幼少期容姿 | 不明 | 金髪碧眼 |
| 成人後容姿 | 不明 | 黒髪碧眼・眼鏡着用 |
| 性格 | 好学・勤勉 | 勝ち気な自信家・儒教嫌い |
| 医学 | 救荒本草(救済) | 毒の調合(暗殺)も |
| 師匠 | なし | 姚広孝 |
| 眼鏡 | なし | 藍玉に似すぎているため着用 |
名乗れない父の血を引き、
眼鏡で隠しながら、それでも自分の道を進む。
植物を救う知識で人を殺し、
その全ては、ただ兄を守るためだ。
Zhu Su · 毒博士の周王