李成桂

李成桂?イメージ湧かなかったので、鰲拜(オボイ)の容姿を流用。

藍玉、燕王は李成桂と話すと心癒されるという。口数少ないが聞き上手。

本作で一番性格が良く、邪気がない。
出自
- モンゴル軍閥・女真血統、異母弟は高麗血統だと主張。本人はどうでもいい。
- 高麗では「野蛮人」扱い、家族からも差別されている
- 儒教倫理を内面化していない異邦人
外見
- 切れ長一重の鋭い目→最初は怖がられる
- 寡黙・無表明
- 弓の名手
性格・口調
- 「うむ」「そうか」しか言わない
- 合理的で無駄がない
- 根性論を拒否する(「根性論で腹が膨れるのか?」)
- 士大夫とは噛み合わない会話をする
- もともとはよく喋る性格だったが、差別への自己防衛で無口になった
チビ朱棣ちゃん👶との関係
出会い
- チビ朱棣ちゃんが10歳で遼東に送られたときに出会う
- 朱棣は最初は鋭い目つきに怯えるが、中身の優しさにすぐ懐く
与えたもの
- 無条件の愛
- 壁の外からの視点:儒教経典で芋を焼く→「絶対」を相対化する眼
- 身体的な安心:心臓の音を聞かせて寝かせる、抱っこ・肩車、頭を撫でる
- 弓の技術:名手として教える
チビ朱棣ちゃん👶の反応
- レッサーパンダに化けてまとわりつく→追い払われない
- 「桂兄上、俺は邪魔じゃないですか?」 「思ったことはない」 →「フミュウ…フミュウウウ!!」(初めての無条件受容に泣く)
- 10年一緒に過ごす
朱棣への影響
この10年で朱棣は:
- 愛着障害の穴が埋まる
- 自己犠牲の精神ゼロになる
- 「老人ホームの重労働」「便器磨き」が「くせぇ😫」となってしまいできなくなる(=自分を大事にすることを覚える)ボケ老人の相手も既に不可能。
- 朱標への対応が「男児が好きだから幼い諸王が毒牙にかからんよう気をつけんとな」に変わる(トラウマ化しない)
- 儒教経典=ケツ拭き紙という価値観を身につける
- チビ朱棣とは別人に近い燕王(傲慢、人誑し)人格が形成される
李成桂自身の事情
高麗での立場
- 家族から差別される
- 妻に「野蛮人に育てるな」と言われる(弓を教えることに対して)
- 士大夫とは価値観の乖離がひどすぎて口論になる
- 実子よりも朱棣への愛着が強い(初めて「育てる」経験をしたから)
性格の成り立ち
- もともとはよく喋る性格
- 差別され続ける中で、自己防衛として無口・無表情になる
- でも中身は優しいまま
魯迅の「鉄の壁」で言うと
- 明と高麗を覆う儒教的秩序=鉄の壁
- 李成桂は最初から壁の外にいる
- だから朱棣にとって「初めて息ができる場所」になった
まとめ
李成桂は本作において、 「壁の外から来た、無条件の愛を体現する異邦人」。
朱棣に「自分はここにいていい」という初めての実感を与え、 彼を呪いから解放した存在。
その代償として、解放された朱棣は「救われたからこそ失うもの」を抱え、 やがて永楽帝としての悲劇へ向かう。
李成桂はその「救い」そのもの。


🍀容姿について。李成桂の容姿のイメージが掴めず、なかなかキャラデザインが決まらなかったので昔描いてた鰲拜(オボイ)をそのまま用いている。なので、たまに清時代の官服を着ていたりする。
洪武帝と面識がある。顔が広い。

